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講師：山ざき仁也（生物）

定員：当日先着 80名

現在開催されている「大哺乳類展」。本物の迫力にみな大満足のようだ。沖縄にこれほどの大型哺乳類が集まることはそうそうないだろう。このチャンスにじっくり見てほしいところだ。
かくいう私も、大型の哺乳類を間近でじっくり見る機会はほとんど無い。今回のこのチャンスに毛皮の色やかたち、骨の多様性についてじっくり観察したい。そして、私なりに気づいたことやその哺乳類のもっている知られざる一面などをひもといてみたいと思う。たとえばチーターの爪とレッサーパンダの爪は、はえているところがちがう。また、サイのツノは爪と同じようなもので皮膚が変化したものだそうだ。え？と思うような知らないことが展示の中にたくさんかくれている。

私は哺乳類の専門家ではないが、専門家ではないからこそ見える素朴な疑問などを足がかりに、私なりに哺乳類のもつふしぎと魅力に迫ってみたい。