※このセミナーは終了しています。
11月14日(土) 10:00-16:00
子ども理解からはじめる特別支援教育 -指導実践を中心に-
9:30 受付開始
10:00-11:00 講義1 子ども理解のためのインフォーマルなアセスメント
11:15-12:15 講義2 学級づくりと授業のユニバーサルデザイン化とは
13:15-14:45 ワーク 不器用な子どもへの実際の指導
15:00-16:00 講義3 子どもを育てる・子どもが学ぶ-まとめにかえて-
中尾先生からのメッセージ
「特別支援教育」とは、障害のあるなしにかかわらず、すべての子どもたちのためにすべての教師がかかわる教育です。決して特別な教育ではなく、子どもの特性を理解し、子どものニーズに合った教育を進めることが、すべての子どもたちの学びにつながっていくと考えています。そのためには、一人ひとり違う学び方をしている子どもたちを適切に理解し、楽しく「わかる・できる」ように工夫、配慮された授業や環境設定を行う必要があります。通常の学級におけるユニバーサルな授業デザインの組み立てには、特別支援教育と教科教育の融合がカギになります。そして、安心して過ごせる学級集団づくりが大切になります。すべての教師が特別支援教育を理解し、「わかる授業と楽しい学級づくり」を形成することが、今求められています。
その一方で、最近の子どもたちを見ていると、「ひらがなや漢字がうまく書けない」、「姿勢がすぐに崩れてしまう」、「休み時間からの切り替えができにくい」、「人の話が最後まで聞けずすぐに騒ぎ出す」など、学習や規律に関する問題も見られるようになってきました。特に小学校低学年において、話を聞くための姿勢保持が難しい、鉛筆をうまく握れずに力の加減ができにくい、階段では手すりを使い、靴はしゃがみ込んで履くといった、身体や運動発達の未熟さを感じる状態がよくあります。
このセミナーでは、午前の前半で、授業の組み立てや学級経営の基本になる子どもたちの理解について、誰でもできるインフォーマルなアセスメントのノウハウをお伝えしていきます。さらに、その知見を取り入れた授業づくりや学級経営の工夫を一緒に考えていきたいと思います。
午後からは、外の芝生広場(雨天の場合はホール内)で、皆さんと一緒に、楽しく体を動かす中で、体の軸作りや覚醒レベルをあげることで、不器用さの改善を図り、体をつくり、こころをほぐす運動の紹介をしたいと思います。
当日は、ご参加いただく皆さん自身の体を動かしてもらいながら実技を行いますので、動きやすい靴・服装(スポーツウェア等)でお越しください。また、タオル(普通のタオル)を使いますので、各自タオル1本ご持参ください。
※セミナーの日時は変更となる場合がございます。詳しくは主催者のホームページ等でご確認ください。
※このセミナーは終了しています。
セミナー名 | 第3回 めんそ~れ~!子どもの学びとからだづくりセミナー inおきなわ |
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講師名 | 中尾 繁樹 先生(関西国際大学教育学部 教授) |
開催日 | 2015年11月14日(土) |
開催時間 | 9:30 受付開始 10:00~16:00 |
定員 | 150名 |
会場 | 嘉手納町中央公民館 2階大ホール |
住所 | 沖縄県嘉手納町字嘉手納290番地9)(MAP) |
受講料 | 一般:3,000円 沖縄LD・ADHD研究会会員:2,500円 |
申込み方法 | HPより、申込書にてFAXまたはメール kanald@246.ne.jp (本文に必要事項を明記)送付下さい。 |
主催者 | 沖縄LD・ADHD研究会&神奈川LD協会 |
問い合わせ先 | 神奈川LD協会 (公益社団法人神奈川学習障害教育研究協会) TEL: 045-984-7910 FAX: 045-981-5054 E-mail: kanald@246.ne.jp |
ホームページURL | http://www.246.ne.jp/~kanald/okinawa.html |
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